リビングダイニングキッチンのリフォーム最新実例10選|リフォームのポイントや費用を解説

リビングダイニングキッチンのリフォームを検討中の方へ。
リビングダイニングキッチンのリフォームは快適性を大きく高められる一方、費用も高額になりやすい特徴があります。
今回は栃木市や周辺市町村で多くのご家族のリフォーム・リノベーションをサポートしてきた『とちぎリフォーム』が、リビングダイニングキッチンのリフォーム最新実例やリフォームのポイント、費用などについて分かりやすく解説します。
快適で心地がよい暮らしを叶えるために、ぜひ最後までごらんください。
栃木市や周辺市町村でリフォームを検討中の方は、とちぎリフォームへお問い合わせください。
ご家族の要望を丁寧に伺い、ご予算に応じたプランを提案いたします。
Contents
- 1 リビングダイニングキッチンのリフォーム最新実例10選
- 1.1 LDKリフォーム最新実例1|開放的で明るいキッチン
- 1.2 LDKリフォーム最新実例2|2段使いができるLDK
- 1.3 LDKリフォーム最新実例3|壁を抜いて一部屋のLDKに
- 1.4 LDKリフォーム最新実例4|収納力がアップしたキッチン
- 1.5 LDKリフォーム最新実例5|バリアフリーリフォーム
- 1.6 LDKリフォーム最新実例6|縁側とリビングダイニングを一体に
- 1.7 LDKリフォーム最新実例7|明るく開放的なLDK
- 1.8 LDKリフォーム最新実例8|二間続きの和室をリビングに
- 1.9 LDKリフォーム最新実例9|動線の短いL型キッチンに
- 1.10 LDKリフォーム最新実例10|マンションのリフォーム
- 2 リビングダイニングキッチンのリフォームのポイント
- 3 リビングダイニングキッチンのリフォームの種類
- 4 リビングダイニングキッチンのリフォーム費用
- 5 リビングダイニングキッチンのリフォームの注意点
- 6 まとめ
リビングダイニングキッチンのリフォーム最新実例10選

リビングダイニングキッチンとは、リビング(居間)、ダイニング(食事スペース)、キッチン(台所) の3つの機能がひとつの空間にまとめられた間取りのことです。
英語の「Living Dining Kitchen」の頭文字をとって「LDK」と表記されます。
まずは、リビングダイニングキッチンのリフォーム最新実例を紹介します。
LDKリフォーム最新実例1|開放的で明るいキッチン
ビフォー アフター
薄暗く閉鎖的だったキッチンとダイニングを分けていた食器棚を解体し、造作のカウンターを設けカップボードを設置しました。
キッチン家電が見えない高さで仕上げることで、生活感を隠しつつも開放的で明るいキッチンに生まれ変わりました。
〈関連ページ〉古くなった水回りを綺麗に、快適に。補助金も活用しお得にリフォーム
LDKリフォーム最新実例2|2段使いができるLDK
ビフォー アフター
小さなLDKと、大きなLDKの両方を叶えたいという希望もあり、間仕切りに4枚の引き戸を制作し、2段使いができるLDKにしました。
扉を外した時に一部屋に感じられるよう、扉の高さを2.2mにし、開放感のあるつくりにしました。
〈関連ページ〉広いLDKとコンパクトなLDKの2段使いができるリフォーム
LDKリフォーム最新実例3|壁を抜いて一部屋のLDKに
ビフォー
アフター
リビングとキッチンで分かれている構造でしたが、2×4(ツーバイフォー)工法の壁を抜いて一部屋のLDKにしました。
壁紙と照明器具も変更し、明るいLDKに生まれ変わりました。
〈関連ページ〉築20年の2階建て、木造2×4工法住宅のお家のキッチン交換
LDKリフォーム最新実例4|収納力がアップしたキッチン
ビフォー
アフター
キッチンに大容量の食器棚や家電収納棚、パントリーを設置したことで収納力が大幅にアップしました。
洗面脱衣所のそばにキッチンを配置したことで、家事動線もスムーズになりました。
〈関連ページ〉家族の生活の中心ともいえるキッチン。 大幅に間取りを変更し、家族が楽しく過ごせる空間へ
LDKリフォーム最新実例5|バリアフリーリフォーム
ビフォー アフター
将来に備え、1階部分で生活を完結したいとご要望をいただき、リビングやダイニングキッチン、浴室、トイレなどをすべて1階に集約しました。
ご夫婦の今後の暮らしやすさを考え、段差の解消や廊下を広く設計するなどの工夫をしました。
〈関連ページ〉将来に備えたバリアフリーリフォーム
LDKリフォーム最新実例6|縁側とリビングダイニングを一体に
ビフォー アフター
二間続きで使われていない和室をリフォームし、広々としたLDKにしました。
思い出のある縁側はLDKと一体にして、あえて形を残しました。
〈関連ページ〉思い出と共に既存を残し、自分らしく末永く暮らすためのリノベーション
LDKリフォーム最新実例7|明るく開放的なLDK
ビフォー アフター
明かり取りを設けることで、明るく開放的なLDKにしました。
キッチンを折り下げ天井にして、間接照明を設置し、おしゃれな空間を演出しました。
〈関連ページ〉他とはちょっと違う、こだわりの詰まったリノベーション
LDKリフォーム最新実例8|二間続きの和室をリビングに
ビフォー アフター
昔ながらの二間続きの和室を、明るく開放的なリビングにしました。
キッチンをアイランドキッチンにして、リビングダイニングの真ん中に配置しました。
〈関連ページ〉~築127年の蔵とステキに暮らす~
LDKリフォーム最新実例9|動線の短いL型キッチンに
ビフォー アフター
使いやすいキッチンにしたいというご要望を受け、動線の短いL型キッチンにしました。
使っていなかった洋室と和室をリフォームしてLDKに仕上げました。
〈関連ページ〉家事動線を便利に!L型の使いやすいキッチンに。
LDKリフォーム最新実例10|マンションのリフォーム
ビフォー アフター
ご夫婦二人の時間をもっと大切にするため、マンションのリフォームをしました。
リビングはゆったりとした空間にし、キッチンはL型へ変更しました。
〈関連ページ〉2人の時間を大切に。夫婦の自由な暮らしのリノベーション
とちぎリフォームには、今回紹介しきれなかった実例がまだたくさんあります。
ぜひごらんください。
リビングダイニングキッチンのリフォームのポイント

リビングダイニングキッチンのリフォームは、ご家族が一緒に過ごす時間を快適にする重要な工事です。
リビングダイニングキッチンのリフォームのポイントは、以下のとおりです。
- 目的を明確にする
- 費用と予算のバランスをとる
- 動線を意識した間取り設計をする
- 収納計画を綿密に立てる
- 明るさと採光を確保する
- 統一感のあるデザインにする
- 将来を見据えた設計にする
目的を明確にする
リフォームを始める前に、どのような空間を実現したいのかを明確にすることが重要です。
例えば次のような目的があります。
- 家族が集まりやすい開放的な空間にしたい
- 調理をしながら会話ができる対面キッチンにしたい
- 収納不足を解消したい
- 一階で生活が完結するよう全面リフォームをしたい
目的を具体化すると、リフォーム会社との打ち合わせもスムーズになり、仕上がりの満足度が高まります。
こちらの記事で、一階の全面リフォームについて確認できます。
〈関連ページ〉一階全面リフォームの費用の目安|500万・1000万でどこまでできるかを解説
費用と予算のバランスをとる
リビングダイニングキッチンのリフォームは規模が大きくなりやすいため、費用の見極めが欠かせません。
一般的な費用の目安は、以下のとおりです。
リフォーム内容 | 費用の目安 |
---|---|
リビングの改修 | 200〜400万円 |
ダイニングの改修 | 100〜200万円 |
キッチン全体のリフォーム | 80〜400万円 |
〈参考〉国土交通省>住宅・建築>「リフォームの内容と価格について」と検索
※上記はあくまで参考価格です。
リフォームをする際は「優先順位を決めること」が大切です。
例えば、最新設備を導入するなら、内装仕上げはシンプルにするなど調整することで、予算オーバーを防げます。
こちらの記事で、1000万円でできるリフォームについて確認できます。
〈関連ページ〉築30年・40年・50年の一戸建てリフォーム|1000万円でできること、ビフォーアフター事例など解説
動線を意識した間取り設計をする
使いやすいリビングダイニングキッチンにするには、動線を意識した設計が欠かせません。
特に以下の点を検討しましょう。
- キッチンとダイニングの距離を近くする:配膳や片付けが楽になり、日々の家事効率があがる
- 回遊できる動線を確保する:キッチンからリビング、ダイニングへ回遊できる動線にすると行動がスムーズになる
- 収納動線を短くする:パントリーや食器棚をキッチン近くに配置すると、取り出しやすく整理整頓がしやすい
収納計画を綿密に立てる

リビングダイニングキッチンは物が集まりやすい場所です。
収納計画を十分に検討すると、生活感を抑えたすっきりとした空間になります。
主なポイントは次のとおりです。
- キッチン周り:調理器具や食器をすぐ取り出せる位置に収納を配置する
- ダイニング周り:食器棚やカウンター下収納を設け、食事関連の片付けを効率化する
- リビング周り:テレビボードや造作棚を活用し、日用品や書類を整頓する
- 隠す収納と見せる収納を使い分ける:生活必需品は扉付き収納に収め、インテリア雑貨はオープン棚に配置する
収納の配置や容量をリフォーム段階で検討することで、快適な暮らしを維持しやすくなります。
明るさと採光を確保する
リビングダイニングキッチンは、ご家族が長く過ごす空間だからこそ、明るさの確保が重要です。
採光や照明計画を工夫することで、快適さとデザイン性を両立できます。
- 自然光の活用:大きな窓や吹き抜けを設け、日中は照明に頼らず過ごせる環境をつくる
- 照明計画:全体を照らすシーリングライトに加え、ダイニング上にはペンダントライト、キッチンにはダウンライトを配置する
- 間接照明の活用:リビングの壁や天井に間接照明を設けると、落ち着きのある雰囲気を演出できる
採光と照明をバランスよく取り入れることで、開放感のある空間が実現します。
統一感のあるデザインにする
リフォームの仕上がりを美しく見せるには、全体のデザインを統一することが欠かせません。
最新の実例でも素材や色を揃えることで空間全体にまとまりを持たせる工夫が多く採用されています。
- 床材や建具の色調を揃える:ナチュラルウッド系やモノトーンなどテーマを決める
- キッチンとリビングの素材をリンクさせる:キッチンの扉材とリビング収納の素材を合わせると統一感が生まれる
- 家具と照明のデザインを統一する:直線的なデザインで揃える、北欧風で統一するなど方向性を決める
統一感を意識することで、落ち着きのある空間づくりにつながります。
将来を見据えた設計にする
リフォームは一度行うと長期的に使用するため、将来を見据えた計画が重要です。
家族構成やライフスタイルの変化を考慮した設計をすることで、長く快適に暮らせます。
- 可変性のある間取り:仕切りを設けられる設計にしておくと、将来の部屋の使い方を変更しやすい
- バリアフリーへの配慮:段差を減らす、広めの通路を確保することで将来的に安心して暮らせる
- 省エネ設備の導入:断熱性の高い窓や省エネ型の設備を取り入れると、将来の光熱費を抑えられる
- 収納の余裕を確保:子どもの成長や趣味の変化に対応できるよう、余白のある収納計画を取り入れる
長期的な視点を持つことで、ライフスタイルが変わっても快適な住まいを維持できます。
栃木市や周辺市町村でリフォームを検討中の方は、とちぎリフォームへお問い合わせください。
要望を丁寧に伺い、ご家族にとって最適なプランを提案いたします。
リビングダイニングキッチンのリフォームの種類

リビングダイニングキッチンのリフォームといっても、工事内容や目的によって種類が異なります。
リビングダイニングキッチンの主なリフォームの種類は、以下のとおりです。
- 内装リフォーム
- 間取り変更リフォーム
- 設備変更リフォーム
- 断熱リフォーム
- 介護リフォーム
内装リフォーム
内装リフォームは、壁紙や床材、天井などの仕上げを新しくする工事です。
比較的短期間で完了しやすく、費用も抑えられるため人気があります。
- 壁紙のはり替え:明るい色に変更すると開放感が増す
- 床材の交換:フローリングを耐久性の高い素材に変えると長持ちする
- 天井のリフォーム:間接照明やデザインクロスを取り入れると雰囲気が一新される
内装リフォームは、見た目の印象を大きく変えることができるため、気分転換や模様替えに最適です。
間取り変更リフォーム
間取り変更リフォームは、壁を取り払ったり新たに設けたりして空間の使い方を変える工事です。
ご家族のライフスタイルに合わせて、自由度の高い設計が可能です。
- 壁を撤去して広々としたLDKにする
- 対面キッチンやアイランドキッチンに変更する
- ワークスペースを設けるために一角を仕切る
工事の規模が大きいため費用は高めですが、利便性や快適性を大きく向上させられます。
設備変更リフォーム
設備変更リフォームは、キッチンや照明、空調などの機器を新しいものに交換する工事です。
機能性が向上し、家事効率や快適性が高まります。
- システムキッチンに交換する
- 食洗機やIHクッキングヒーターを導入する
- エアコンや床暖房を設置して快適性を高める
最新設備を導入することで、暮らしやすさと省エネ効果の両立が期待できます。
断熱リフォーム
断熱リフォームは、壁・床・窓などの断熱性能を高める工事です。
快適な室温を保ちやすくなり、省エネ効果も得られます。
- 断熱窓への交換:二重サッシや樹脂サッシにする
- 床や壁への断熱材追加:冬の底冷えや夏の暑さを軽減する
- 気密性を高める工事:冷暖房効率が改善される
快適性の向上だけでなく、光熱費の削減にもつながるため、長期的なメリットがあります。
介護リフォーム
介護リフォームは、ご高齢のご家族が安心して暮らせるように配慮する工事です。
安全性と使いやすさを重視した設計が特徴です。
- 段差をなくしてバリアフリー化する
- 出入り口を広くして車いすでも通りやすくする
- 手すりを設置して移動をサポートする
将来を見据えて介護リフォームを取り入れると、長く快適に住み続けられる住まいになります。
こちらの記事で、ご高齢の方が使いやすいキッチンについて確認できます。
〈関連ページ〉高齢者が使いやすいキッチンのレイアウト|安全で快適なリフォームの工夫を紹介
リビングダイニングキッチンのリフォーム費用

リビングダイニングキッチンのリフォームは、工事の内容や規模によって費用が大きく変わります。
ここでは「リビングダイニング」と「キッチン」に分けて、一般的な費用相場を紹介します。
リビングダイニングのリフォーム費用
リビングダイニングのリフォームは、比較的手軽なものから、高額なものまで様々です。
主な費用目安
工事内容 | 費用の目安 |
---|---|
壁クロスのはり替え | 6〜30万円 |
畳をフローリングに変更 | 15〜60万円 |
床暖房の敷設 | 50〜150万円 |
ダイニングの改修 | 100〜200万円 |
リビングの改修 | 200〜400万円 |
〈参考〉国土交通省>住宅・建築>「リフォームの内容と価格について」と検索
※上記はあくまで参考価格です。
費用を抑えたい場合は、壁紙や照明など見た目を大きく変えられる工事を優先するのがおすすめです。
キッチンのリフォーム費用
キッチンのリフォームは、設備の交換内容やレイアウトの変更有無によって費用が大きく変動します。
最新のシステムキッチンを導入するかどうかも、費用を左右する大きな要素です。
主な費用目安
工事内容 | 費用の目安 |
---|---|
IHコンロへの交換 | 18〜80万円 |
ガス給湯器の交換 | 20〜50万円 |
システムキッチン(I型)の変更 | 40〜80万円 |
キッチン全体のリフォーム | 80〜400万円 |
アイランドキッチン | 300〜450万円 |
〈参考〉国土交通省>住宅・建築>「リフォームの内容と価格について」と検索
※上記はあくまで参考価格です。
キッチンは家事の中心となる空間のため、機能性を高めるリフォームが特に重視されます。
最新の実例では、壁付け型から対面型やアイランド型へ変更するケースが多くなっています。
リビングダイニングキッチンのリフォームの注意点

リビングダイニングキッチンのリフォームは空間全体の印象を大きく変えられる一方で、建物の構造や設備、規約の制約などに注意しなければなりません。
事前に確認を行い、想定外の工事費やトラブルを避けることが重要です。
構造や耐力壁の確認をする
間取りを変更するリフォームでは、構造上重要な壁や柱を不用意に撤去できません。
特に耐力壁は建物全体を支える役割があるため、撤去すると耐震性が低下します。
- 耐力壁を撤去する場合は構造計算を実施する
- 梁や補強材を設けて安全性を確保する
- 鉄骨造や鉄筋コンクリート造でも構造上の制約がある
専門家の調査を踏まえたうえでプランを立てることが大切です。
配管・配線の確認をする
キッチンや照明の位置を変える場合、給排水管や電気配線の移設が必要になります。
床下や壁の内部を通しているため、移設が難しいケースや追加費用が発生することがあります。
- キッチンの位置を大きく移動すると配管工事費が高額になることがある
- IHクッキングヒーターや食洗機を導入する場合は電気容量の確認が必要
- 配管や配線の経路を事前に調査してから設計することで、予算計画が立てやすくなる
見えない部分の確認を怠ると、後から不具合が生じるリスクがあるため注意が必要です。
マンションの場合は管理規約を確認する
マンションのリフォームは専有部分と共用部分の区別が明確にされているため、工事内容が制限されることがあります。
管理規約を確認せずに計画を進めると、工事が許可されないケースもあります。
- 床材は遮音等級の規定が設けられている場合がある
- 配管や配線は共用部分にあたることが多く、変更に制限がかかる
- 工事時間・資材搬入ルート・工事期間の制約がある場合も多い
管理組合への申請が必要なケースもあるため、事前に確認してからリフォームを計画すると安心です。
栃木市や周辺市町村でリフォームやリノベーションを検討中の方は、とちぎリフォームへお問い合わせください。
ご家族の快適で心地がよい暮らしを実現するため、最適なプランを提案いたします。
まとめ
リビングダイニングキッチンのリフォーム最新実例やリフォームのポイント、費用などについて紹介してきました。
リビングダイニングキッチンのリフォームは、目的を明確にし、予算や動線、収納計画を踏まえて計画することで満足度の高い空間を実現できます。
今回紹介した情報を、ご家族が快適で心地よく暮らすための参考にしていただけると幸いです。