和室リノベーションをして洋室にした実例5選|費用やメリット・デメリットを解説

和室リノベーションをして洋室にすることをご検討中の方へ。
和室リノベーションをして洋室にすると、ライフステージの変化に対応しやすいなどのメリットがある一方、注意しておきたいデメリットもあります。
今回は栃木市や周辺市町村で多くのご家族のリノベーションをサポートしてきた『とちぎリフォーム』が、和室リノベーションをして洋室にした実例やリノベーションの費用、メリット・デメリットなどについて分かりやすく解説します。
理想の暮らしを叶えるために、ぜひ最後までごらんください。
栃木市や周辺市町村でリノベーションを検討中の方は、とちぎリフォームへお問い合わせください。
ご家族の要望を丁寧に伺い、ご予算に応じたプランを提案いたします。
Contents
和室リノベーションをして洋室にした実例5選

和室リノベーションをする際は、実例を見ると参考になります。
まず最初に、和室リノベーションをして洋室にした実例を紹介します。
和室をリノベーションして洋室にした実例①
こちらは、将来に備え、和室をリノベーションして洋室にした実例です。
窓を中心とした、断熱改修工事やサッシの総入れ替え、床・壁・天井の断熱材を充填など行い、快適に過ごすことのできるリフォームとなりました。
ビフォー アフター
〈関連ページ〉将来に備えたバリアフリーリフォーム
こちらの記事で、60代が参考にしたいリフォーム実例を確認できます。
〈関連ページ〉60代が参考にしたいリフォーム実例|リフォームのポイントや種類、標準工期について解説
和室をリノベーションして洋室にした実例②
こちらは、誰も住まなくなったのを機に和室から洋室にリノベーションした実例です。
暖かい縁側のある風景、とても静かな環境、楽しかった思い出を残しつつ、これからの生活を豊かにするリノベーションとなりました。
ビフォー アフター
〈関連ページ〉思い出と共に既存を残し、自分らしく末永く暮らすためのリノベーション
和室をリノベーションして洋室にした実例③
こちらは、施主様がご高齢になったことを機に、和室から洋室にリノベーションした実例です。
窓の改修で、断熱性や気密性もアップし、一年中快適に過ごせるようになりました。
ビフォー アフター
〈関連ページ〉他とはちょっと違う、こだわりの詰まったリノベーション
和室をリノベーションして洋室にした実例④
こちらは、2世帯住宅にリノベーションする際、和室から洋室にした実例です。
お子さまが走り回ることができるよう、あちこちに補強下地を入れました。
ビフォー アフター
〈関連ページ〉孫と一緒に遊べる二世帯住宅リノベーション
和室をリノベーションして洋室にした実例⑤
こちらは、安全面に配慮し、和室から洋室にリノベーションした実例です。
仏壇の置き場など収納を隠し、お子さまの安全にも配慮してカギの位置も高い場所に設置しました。
ビフォー アフター
〈関連ページ〉家族が集まりやすく、笑顔に。 安全への配慮と工夫にこだわったリフォーム
とちぎリフォームには、今回紹介しきれなかった実例がまだたくさんあります。
ぜひごらんください。
和室リノベーションをして洋室にする費用

和室を洋室にリノベーションする費用は、工事内容や部屋の広さによって異なります。
和室リノベーションの費用の目安は、以下のとおりです。
- 畳からフローリングへの変更:15万〜60万円
- 壁クロス貼り替え:6万〜30万円
- 床暖房の敷設:50万〜150万円
- 和室から洋室への改装:50万〜200万円
- 和室から洋室(バリアフリー仕様)への改装:70万〜300万円
〈参考〉国土交通省>住宅・建築>「リフォームの内容と価格について」と検索
※上記はあくまで参考価格です。
畳をフローリングに変えるだけのリノベーションであれば、比較的少ない予算で施工できます。
一方で全面的なリフォームを行うと、費用は上がりますが、快適性や機能性が大きく向上します。
費用の目安を把握しつつ、どの工事を優先するかを考えることが、和室リノベーションを成功させるポイントです。
こちらの記事で、一階全面リフォームの費用の目安について確認できます。
〈関連ページ〉一階全面リフォームの費用の目安|500万・1000万でどこまでできるかを解説
和室リノベーションをして洋室にするメリット

和室を洋室へリノベーションすることには、見た目の変化だけでなく、暮らしやすさや住まいの衛生面においても多くのメリットがあります。
和室リノベーションをして洋室にするメリットは、以下のとおりです。
- ライフステージの変化に対応しやすい
- 家具を置きやすい
- 掃除やメンテナンスが楽
- カビやダニの発生を抑えやすい
- 印象を変えることができる
ライフステージの変化に対応しやすい
洋室はライフステージの変化に柔軟に対応できます。
ご家族が成長して学習机やベッドを置く必要が出てきた場合でも、洋室なら問題なく配置できます。
ご高齢の方が暮らす場合も、布団ではなくベッドを利用できるため、生活しやすい環境を整えることが可能です。
将来的に車いすを使用する場合も、洋室であれば対応が容易です。
家具を置きやすい
フローリングの洋室は、ベッドやソファ、デスクなど現代的な家具を配置しやすい点が特徴です。
畳の上では家具の跡が残りやすい、重さで傷みやすいといった課題がありますが、フローリングにすることで耐久性が高まり、家具を自由にレイアウトできます。
掃除やメンテナンスが楽
洋室は掃除やメンテナンスに手間がかかりません。
フローリングであれば掃除機やモップで簡単に汚れを落とせるため、日常の掃除が短時間で済みます。
畳替えや表替え、障子の貼り替えなどの定期的なメンテナンスも不要になります。
カビやダニの発生を抑えやすい
畳は湿気を吸収しやすいため、カビやダニが発生しやすい素材です。
一方、洋室のフローリングは湿気をため込みにくく、カビやダニの繁殖を抑えやすい特徴があります。
衛生的な住環境を維持するために、和室を洋室にリノベーションするご家庭も増えています。
印象を変えることができる
和室を洋室に変えることで、部屋の印象が大きく変わります。
白やナチュラルカラーのクロスやフローリングを選べば、明るく開放的な雰囲気になります。
インテリアの選択肢も広がり、北欧風やナチュラルテイストなど、ご家族の好みに合わせたコーディネートが可能です。
和室リノベーションをして洋室にするデメリット

和室を洋室にリノベーションすると暮らしやすさが向上する一方で、注意しておきたいデメリットもあります。
和室リノベーションをして洋室にするデメリットは、以下のとおりです。
- フローリングが冷たく感じるときがある
- 防音性が低下する
- 建物全体の統一感を出すのが難しい
フローリングが冷たく感じるときがある
畳は断熱性が高く、冬場でも比較的暖かく感じられる素材です。
一方でフローリングは畳に比べて冷たく感じることがあり、特に冬は足元の寒さが気になる場合があります。
床暖房や断熱材を取り入れる、ラグやカーペットを敷くなどの工夫をすることで、快適性を高められます。
防音性が低下する
畳は厚みがあり、衝撃や音を吸収する効果があります。
フローリングに変更すると足音や物音が響きやすくなり、マンションでは階下への音が気になる場合があります。
防音性能を備えたフローリング材を選ぶ、または床下に吸音材を施工することで、防音性を補うことが可能です。
建物全体の統一感を出すのが難しい
住宅全体が和風のデザインで統一されている場合、部分的に洋室へ変更すると統一感を損なう場合があります。
統一感を出すためには、リビングや他の部屋との色合いや素材感を意識して内装を選ぶことが大切です。
建物全体のバランスを考慮しながらリノベーション計画を立てると、違和感のない仕上がりになります。
栃木市や周辺市町村でリノベーションを検討中の方は、とちぎリフォームへお問い合わせください。
とちぎリフォームは、断熱性能や防音性能を高める施工を得意とするリノベーション専門店です。
和室リノベーションをして洋室にする際の注意点

和室を洋室にリノベーションする際には、性能面を考慮することが重要です。
和室を洋室にする際の注意点は、以下のとおりです。
- 断熱対策をする
- 防音対策をする
断熱対策をする
和室から洋室に変更する際は、断熱対策をしっかり行うことが重要です。
フローリングは畳に比べて冷たく感じることがあり、断熱対策が必須です。
リノベーションの際に壁や床に断熱材を入れたり、窓を断熱性の高いサッシへ交換したりすることで、断熱性能が向上します。
断熱性能の高い洋室は、1年を通して快適に過ごすことができます。
防音対策をする
フローリングに変えると、畳に比べて足音や物音が響きやすくなります。
特にマンションや二世帯住宅では、階下や隣室への音が気になるケースがあります。
防音フローリングや吸音材を取り入れることで防音対策が可能です。
ラグやカーペットを敷くことで音を和らげることもできます。
和室を洋室にリノベーションすることに関するQ&A

最後に、和室を洋室にリノベーションすることに関し、とちぎリフォームがよくいただく質問・回答を紹介します。
Q.和室リノベーションで使える補助金はある?
A.和室を洋室にリノベーションする場合、工事内容によっては国や自治体の補助金を活用できるケースがあります。
例えば、断熱性能の高い窓やドアへの改修は「先進的窓リノベ2025事業」の対象となり、補助金を受けることができる可能性があります。
補助金には申請条件や期限があり、事前申請が必要なものも多いため、リフォーム会社や自治体の窓口で確認してから工事計画を進めることが大切です。
こちらの記事で、栃木県の住宅リフォーム補助金一覧を確認できます。
〈関連ページ〉栃木県の住宅リフォーム補助金一覧|対象工事や宇都宮市など主要市の内容も紹介
Q.リノベーションするのに規制はある?
A.マンションの場合は管理規約によって工事内容が制限されていることがあります。
リノベーションをする前に管理規約をよく確認することが重要です。
戸建て住宅の場合でも、耐震性に影響を与えるような壁の撤去や間取り変更を伴う場合には、建築士などの専門家に確認して工事を進めるようにしましょう。
工事内容によっては申請が必要になる可能性もあるため、事前に施工会社へ相談すると安心です。
栃木市や周辺市町村でリノベーションを検討中の方は、とちぎリフォームへお問い合わせください。
とちぎリフォームでは、補助金申請のサポートも行っています。
まとめ
和室リノベーションをして洋室にした実例やリノベーションの費用、メリット・デメリットなどを紹介してきました。
和室を洋室にリノベーションすることで、ライフステージの変化に対応しやすくなり、掃除やメンテナンスの負担が軽減されます。
一方で、断熱や防音の工夫が必要になる場合や、規制の確認が必要になる点も押さえておくことが重要です。
今回紹介した情報を、ご家族の理想の暮らしを実現するリノベーションの参考にしていただけると幸いです。