6畳〜の和室をリノベーションで洋室にした成功実例と費用・工期早見表|収納・防音など失敗回避術も解説

「和室の畳が古くなった」「布団の上げ下げが辛くなってきた」などの理由で、和室をリノベーションしておしゃれな洋室にしたいとご希望の方がいらっしゃると思います。
和室を洋室にする工事の方法はいくつかあり、工事内容によって費用・工期が大きく変化します。
また、和室を洋室にすると空間の使いも変わるため、収納・防音性・断熱性などに配慮したプランの組み立てが必要です。
今回は多くのご家族のリノベーションをサポートしてきた『とちぎリフォーム』が、和室を洋室にするリノベーションで失敗しない方法を、わかりやすく解説します。
「和室をリノベーションで使い勝手の良い・おしゃれな洋室にしたい」とご希望の方は、とちぎリフォームへお問い合わせください。
Contents
6畳〜の和室をリノベーションで洋室にした成功実例
はじめに、和室をおしゃれな洋室にリノベーションした実例をご紹介します。
こちらは、7畳の和室を、和の造作を残しながら洋室にした実例です。
「障子・欄間のデザインを変更」「吊り下げ式の照明からシーリングライトに変更」などのデザインの微調整で、重厚感・スッキリとしたデザインが両立する洋室となりました。


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こちらは、6畳の和室を完全に解体して洋室にリノベーションした実例です。
和室の「真壁造り(あえて柱・梁などの構造物を外側に見せる仕上げ方法)」を残す部分・完全に隠す部分をつくり、デザインに変化のある洗練された洋室が完成しました。


こちらは、「6畳×2部屋」の続き間を、洋室にリノベーションした実例です。
床をすべてフラットにして縁側まで空間を広げ、ご家族がゆったりと過ごせるLDKが完成しました。


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こちらは、7.5畳の和室・収納などを解体して、洋室にリノベーションした実例です。
大空間にアイランドキッチンを設置し、築100年以上とは思えないモダンな空間が完成しました。


こちらの記事で、古民家のリノベーション実例をご確認いただけます。
〈関連ページ〉古民家リノベーション実例18選|失敗しないためのポイントや補助金・減税制度を紹介
こちらは、内装が劣化した和室を解体して洋室にリノベーションした実例です。
物置となっていた書院造りの床の間などを撤去し、フラットでスッキリとした洋室となりました。


こっちらは、リビングに隣接する和室を解体して、LDKと一体化させた実例です。
飾り天井の造作を残してダウンライトを設置したことで、空間の主役である「リビング」「アクセントウォール」のデザインが引き立っています。


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とちぎリフォームには、今回ご紹介しきれなかった実例がまだたくさんありますので、ぜひご覧ください。
6畳〜の和室をリノベーションで洋室にする費用相場・工期早見表

次に和室をリノベーションで洋室にする費用相場・工期をご紹介します。
費用相場・工期早見表
6畳の和室を全面リノベーションして洋室にする費用相場は200〜360万円、工期の目安は2〜3週間です。
下記は部分的にリノベーションを実施する場合の費用相場・工期ですので、リノベーション費用を調整する参考にしていただけると幸いです。
※6畳の和室を想定しています。
| 工事内容 | 費用相場 工期 |
|---|---|
| 畳→フローリング | 8万円〜25万円 1〜2日 |
| 畳→フローリング +床下に断熱材を施工 | 23万円〜32万円 2〜3日 |
| 畳→防音フロア +床下に断熱材を施工 | 30万円〜42万円 2〜3日 |
| 畳→フローリング +壁紙・天井貼り替え | 28万円〜40万円 3〜4日 |
| 畳→フローリング +壁紙・天井貼り替え +段差解消 +建具交換 | 60万円〜95万円 5〜8日 |
| 和室照明→洋室照明 | 2〜5万円 1時間程度 |
| 間仕切り壁を解体 | 10万円〜20万円 1〜2日 |
| 床の間など書院造りの造作を解体 | 15万円〜30万円 1〜2日 |
| 窓に内窓追加 | 8万円〜18万円/箇所 1日 |
| 押し入れ→クローゼットに変更 | 20万円〜35万円 2〜4日 |
| 壁の遮音工事 | 25万円〜50万円 3〜5日 |
| 真壁→大壁 (壁に露出している柱を隠してクロスを張る) | 28万円〜45万円 4〜6日 |
費用を抑える方法
和室をリノベーションで洋室にする際には、優先度の高い工事から資金配分をすると、無駄なく適正費用のプラン組み立てが可能です。
優先度が高いのは、将来の再工事を避けたい以下の工事です。
断熱性材の施工に関しては、国・自治体の補助金を活用して費用負担を軽減できる可能性もあります。
- 断熱材の施工
- 防音フロア(特に2階)
- 段差解消
- 電気配線の見直し
こちらの記事で、補助金の具体的な内容をご確認いただけます。
〈関連ページ〉リノベーション補助金の2026年継続が決定|対象となるのはいつから?概要や変更点を解説
一方で、以下はご予算に応じて費用を調整しやすい項目です。
- 壁紙のグレード
- 建具のデザイン
- 照明器具本体費用
- 押入れをそのまま活用
- 既存の壁下地・天井に問題がなければそのまま工事
栃木市や周辺市町村でご自宅でより快適に暮らすためのリノベーションをご検討中の方は、とちぎリフォームへお問い合わせください。
ご予算に応じたプラン提案はもちろん、補助金活用もご相談いただけます。
「和室リノベーションで洋室化」5つの失敗回避術

和室をリノベーションで洋室にした実例・費用相場などを確認してきましたが、「和室を洋室にしてしまって本当に後悔しない?」と迷っている方もいらっしゃると思います。
和室をリノベーションで洋室にする際には、「和室のような快適性」「洋室での生活に適応しやすい設備」を整えることが、最大の失敗回避術となります。
- 快適性・デザイン最適化のために「段差解消・断熱性向上」は必須
- デザイン性の高いプラン提示が可能なリノベーション会社を選定
- 遮音性は「遮音等級3以上」を確保
- 押入れ・クローゼットのサイズ差によって生まれるスペースを有効活用
- 洋室化による生活の変化に応じて設備を整える
快適性・デザイン最適化のために「段差解消・断熱性向上」は必須
畳は厚みがあるため、単純に撤去すると不自然な段差が残ります。
また、古い和室は床下断熱が弱く、床・壁・窓からの冷気(冬)・日射熱(夏)を感じやすい環境です。
和室をリノベーションで洋室にする場合には、「お子さまやご高齢のご家族が負担なく暮らすための段差解消」「1年を通して底冷えしない室内環境づくりのための断熱性向上」が必須です。
デザイン性の高いプラン提示が可能なリノベーション会社を選定
費用相場でご紹介したとおり、和室をリノベーションで洋室にする場合には、多岐にわたる工事が必要です。
そのため、「和室を完全に解体して洋室にするプラン」よりも、「和室の造作を一部残して洋室にするプラン」の方が、高いデザイン力が必要になります。
リノベーション会社のホームページで施工事例をご確認のうえ、好みのデザインの施工事例が多数あるリノベーション会社を選ぶことをおすすめします。
遮音性は「遮音等級3以上」を確保

マンションのような集合住宅の和室・2階の和室をリノベーションで洋室にする場合には、階下に足音が響かない「遮音性」の確保も必須です。
カタログを見てフローリングを選ぶ際には、遮音性等級を意識して製品を選択してください。
マンションの管理規約で、遮音性等級の基準が定められているケースもあります。
| 遮音性等級 | 遮音性能 |
|---|---|
| 遮音等級5 | 重い物の落下音・足音がかなり聞こえにくい |
| 遮音等級4 | 重い物の落下音・足音が聞こえにくく、話し声も聞こえにくい (話し声に関しては遮音等級4が最高等級) |
| 遮音等級3 | ・生活音レベルの重い物の落下音・足音は聞こえる ・話し声は比較的聞こえにくい |
| 遮音等級1・2 | 遮音性能が低い |
〈参考〉国土交通省ウェブサイト『住宅の品質確保の促進等に関する法律』 新築住宅の性能表示制度ガイド(令和7年12月1日施行版) >18〜19ページ
押入れ・クローゼットのサイズ差によって生まれるスペースを有効活用
押入れはクローゼットと比較して奥行きが25〜30cm深いのが特徴です。
和室リノベーションで押し入れをクローゼットにする場合には、押し入れの奥行きを「裏側の部屋の収納」として活用するアイデアがあります。
奥行き25〜30cmの収納は、小物入れ・本棚として十分に活用できます。
和室周辺の間取りや内装もリノベーションをご希望の場合には、こちらの記事で1階全面リノベーションの費用などをご確認いただけます。
〈関連ページ〉一階全面リフォームの費用の目安|500万・1000万でどこまでできるかを解説
洋室化による生活の変化に応じて設備を整える
和室をリノベーションで洋室にすることによって、以下のような生活の変化が生まれます。
- 床座から椅子座に変わる
- 布団からベッドに変わる など
生活の変化に応じて、以下のような設備の見直しもおすすめします。
- コンセントの位置・数
- 照明の位置・明るさ
- 障子からカーテンに変更するにあたって、カーテンボックスの設置orカーテンレールの設置が必要 など
「和室をリノベーションで洋室化」Q&A

最後に、和室を洋室にするリノベーションをご検討中の方から、とちぎリフォームがよくいただく質問・回答をご紹介します。
Q.建築資材の高騰・設備の受注停止と言った状況の中でもリノベーションをするべき?
A.リノベーションは生活の不便・設備の不具合などが起きた際に検討するものですので、「建築資材の流通状況に不安があるから先送りする」という選択は難しいですよね。
和室を洋室にする工事で使用する建材は、国産・東南アジア産の代替品が流通しているため、受注停止よりも「納期遅延」「一部品番の欠品」が発生する可能性の方が高いのが現実です。
リノベーション実施を迷っている間に建築資材が値上がりする可能性も考えられるため、まずは予算を明確に決めたうえでリノベーション会社へ見積もり作成を依頼し、「資材確保が可能か」「希望の納期を実現できるか」などをご確認ください。
Q.「和室をリノベーションで洋室化」は住みながらできる?
A.「住みながらのリノベーション工事」は、施工範囲に応じて検討する必要があります。
6畳の和室1室のみをリノベーションする場合には、一般的に住みながらのリノベーション工事実施が可能です。
Q.「和室をリノベーションで洋室化」はDIYでできる?

A.クロス貼り替えなどの軽微な施工内容であれば、DIY可能です。
畳からフローリングへの変更・断熱材の施工・段差解消などは、水平に不備無く施工することが難しいため、プロに任せることをおすすめします。
ちなみに、法律上、電気工事は専門資格を持つ技術者のみ施工可能です。
Q.和室を洋室にして後悔することはある?
A.和室を洋室にして後悔する例は、以下のとおりです。
- 来客用布団の保管場所がなくなった
- 床座でくつろぎにくくなった
- コンセントが足りない・照明を暗く感じるなど、不便になった など
洋室が完成してからの暮らしを具体的にシミュレーションして、リノベーションプランを組み立てることが大切です。
栃木市や周辺市町村でご自宅のリノベーションをご検討中の方は、とちぎリフォームへお問い合わせください。
リノベーションの不安を解消しながら、理想の暮らしを叶えるプランを提案いたします。
まとめ
「和室をリノベーションでおしゃれな洋室にしたい」とご希望の方へ、実例・費用相場などをご紹介してきました。
和室をリノベーションで洋室にする工事の方法はバリエーションが豊富で、費用調整も可能です。
今回ご紹介した情報を、ご自宅を生まれ変わらせるリノベーションにご活用いただけると幸いです。