
■Before ―リノベーション前―
築50年の木造在来平屋建て建物。30年位前に一度増改築を行っています。
今回は水廻りの老朽化と断熱改修、既存建物は増改築の繰り返しの為床の段差があり、同居している90歳のお母様が室内でも手押し車を必要とし、キッチンと茶の間をワンルームのLDK、タイル張りの浴室からシステムバスの浴室のリノベーションを検討しました。
・30年前の工事で北側に増築した時に母屋の屋根下に下屋で増築をしたため、天井高が確保出来なかった為か、床に2段、段差を付けキッチンの天井高さを確保したキッチンで生活をしていました。
・浴室も同様に天井の高さに制限があり、また既存の壁がコンクリートブロック造で出来ていた為、リフォームで開口部や天井高さにはかなりの制限が出来ていました。
・既存キッチンは北向きに設置してありましたが、使い勝手や家族とのコミュニケーションを考え対面キッチンにすることにしました。
■提案内容 ―設計プラン―
北側の旧増築部分は壁廻りをコンクリートブロックの組積造で構造が出来ていて、キッチンの段差240mmを無くすと、天井高さが2100mmの高さが最大でした。
リフォームではそのスペースは居室ではなく、浴室と脱衣室、パントリーとしてご提案。
浴室は、H=2000のシステムバスに壁付けの三乾王を設置、脱衣室には洗面所暖房機も設置し寒い冬にも暖かく快適に使用出来るようにご提案しました。

ダイニングとキッチンの下がり壁と茶の間の間仕切りは撤去し、解放感のあるLDKに、システムキッチンはシンプルな対面型「TOTOミッテ」を設置。
奥様の目線からのダイニング・リビングの解放感は想像以上に空間の広がりを見せ、対話の出来るキッチンをご提案。
また、背面の家電収納の使い勝手やパントリーとの併用で収納力のアップを図りました。



リビングは南面の掃き出し窓の高さを200㎜上げ、より採光がLDKの奥まで届くようにしました。
東面にはテレビのスペースの両脇に滑り出し窓を設置、採風を考えた設計に。また、照明は段調用ダウンライトを配置しました。

今までありがとう、大切な思い出を永遠に。
リフォーム前の画像
既存茶の間とキッチンの2ヶ所の柱や壁、下がり壁を補強しながら撤去し解放感のLDKを確保。システムキッチンもシンプルな対面型「TOTOミッテ」を設置。
奥様の目線からのダイニング・リビングの解放感は想像以上となり、また、背面の家電収納や既存の収納にレイアウトした冷蔵庫の動線も考えられ使い勝手が良くなりました。
床レベルを合わせる事で低くなった空間もパントリーを作ることで収納力もアップ。資源ゴミ等の仮置きのスペースも出来ました。
ウィンドウトリートメントもシンプルなプリーツスクリーンを採用、窓枠内に納まることでスッキリ。
インテリアもナチュラルな木目とベージュの家具、植物やブラインド、アクセントラグ、クッションはグリーンで統一しました。




