築38年のミサワホーム（2×4工法）のお住まい。3年前に浴室・洗面脱衣室・トイレ・和室を他社でリノベーションされましたが、ご主人の単身赴任が終わり、在宅で仕事ができる環境づくりが必要になったことから、2階の空き洋室を仕事部屋へと整える計画がスタートしました。

また、井戸水から市水への切り替えにあわせ、前回手を加えていなかったLDKと寝室のリノベーションもご検討されました。

3年前に設置したお気に入りのTOTOクリスタルカウンターは、デザイン・使い心地ともに満足されているものの、照明計画が不十分だったため、本来の透明感や輝きが十分に活かせていないことが課題となっていました。

＜リビング＞
吹抜けのリビングは、大型ペンダントライトを撤去して建築化照明へ変更。調光と組み合わせ、日常の団らんとピアノ教室という２つのシーンを切り替えられる空間に生まれ変わりました。暖房機の故障を機に、内窓と電気式床暖房も導入し、より快適なLDK環境を実現しています。

＜キッチン＞
当初の入替え案から一歩踏み込み、勝手口の見直しや収納計画、補助金の活用もふまえ、空間を広く使える対面式へ。背面収納も使い勝手と容量を大きく向上させています。

＜寝室＞
新調するベッドに合わせてヘッドボードを造作し、調光可能な間接照明で落ち着きのある光環境をつくりました。

＜トイレ＞
化粧直しができるカウンター付き手洗い器を必須とし、使いやすさを考慮してレイアウトを再計画。