建て替えてしまうこと。それも一つの方法かもしれません。しかし、家には大切な想い出が染みついています。たとえば今は亡きお父様の大事にされたカリンの床材。お父様が元気だったころの思い。家族みんなが笑って過ごしていたころの、大切な記憶。家はそんな思いを吸収しています。建て替えではなく、リノベーション。家族の大切な思いを残しつつ、残された人々が暮らしやすく。そんなリノベーションが出来ました。
栃木県栃木市築34年
生活道路に面した危険な玄関
日当たりのよいまるで新築のような外観になりました。
カラー畳を採用し、モダンな雰囲気になった和室。
タイルの寒い風呂
温かく安全性の高い浴室となりました。
対面キッチンでいつも家族とコミュニケーションがとれます。
明るく清潔感のあふれる華やかなトイレ。
収納力抜群のシューズインクローク。
CONCEPT
お父様亡き後、お一人で生活していたお母様との同居を機にリノベーションを決意。
お互いの生活のペースを考え、二階にもミニキッチンを設置するなど
それぞれが暮らしやすい空間を目指し大幅にリノベーションしました。
お父様との想い出のカリンの床材を再利用し、温もり溢れる二世帯住宅に大変身。
想いでを感じながら、暮らしやすさを実感できる我が家になりました。
STAFF
駐車場から距離のあった玄関を南側に移動。お母様の個室に「カリン」の床材を残し、想い出と共に豊かに暮らせる空間を提案。
共働きのご夫婦なので、お互いの生活パターンを守れるよう2階にも水廻りを確保。
対面キッチンでご家族がコミュニケーションを大切にしながらくつろげるLDKを提案しました。
飯田 勝己
OUT
LINE
施工年月日 | 2017年12月 |
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施工範囲 | 105m² |
工事費 | 1500万円 |
PRICE
施工事例予算:901万円~